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Vercel無料枠でどこまでできる?制限と料金を検証2026

読了時間: 約18分

Vercelの無料枠(Hobbyプラン)は、Next.jsを使った個人開発のデプロイ先として定番の選択肢になっている。帯域幅100GB、ビルド6,000分、Serverless Function 60秒——数字だけ見ると十分に思えるが、実際に運用すると「ここで引っかかるのか」という壁がいくつも現れる。

さらに厄介なのが商用利用の制限だ。AdSenseを貼っただけでHobbyプランの規約違反になるケースがある。Proプランに移行すれば月額$20(約3,000円)で解消できるが、その$20が本当に必要なタイミングはいつなのか。

Vercelの無料枠を1年以上使い続けた経験と、Netlify・Cloudflare Pagesとの比較データをもとに、Hobbyプランの「本当の限界」を洗い出す。

Vercel Hobbyプランの全制限を数値で確認する

Vercelの無料枠は「タダで使える」という点ばかり注目されるが、公式ドキュメントに散らばっているVercelの制限を一覧にすると、想像以上に細かい上限が敷かれている。以下の表でVercelプラン別の制限を並べた。

リソース Hobbyプラン Proプラン
帯域幅(Fast Data Transfer) 100 GB/月 1 TB/月
Edge Requests 100万件/月 1,000万件/月
ビルド実行時間 6,000分/月 24,000分/月
デプロイ数 100回/日 6,000回/日
Serverless Function 最大実行時間 60秒 300秒
Function 呼び出し 100万件/月 1,000万件/月
Blob Storage 1 GB 5 GB
同時ビルド 1 2
チームメンバー 1人(本人のみ) 無制限
商用利用 不可

見落としがちな制限

帯域幅やビルド時間に目が行きがちだが、Hobbyプラン最大の制約は「商用利用不可」という規約上のルールだ。技術的な上限より先に、ビジネス上の制限にぶつかるケースが多い。

数字だけ見ると、個人のポートフォリオサイトやブログなら余裕がある。月間PV1万程度のサイトで帯域幅100GBを使い切ることはまずない。

ただし、問題は「余裕がある」と思って運用を始めた後に表面化する。次のセクションから、各制限がどのタイミングで壁になるかを具体的に見ていく。

帯域幅100GBは実際どの程度持つのか

ページサイズ別のPV換算

帯域幅100GBが「十分」かどうかは、1ページあたりの転送量で大きく変わる。静的HTMLのみのサイトと、画像を多用するポートフォリオでは天と地ほど差が出る。

サイト種別 1ページの転送量 100GBで捌けるPV
テキスト中心のブログ 200KB〜500KB 約20万〜50万PV
画像ありのブログ 1MB〜2MB 約5万〜10万PV
ポートフォリオ(画像多数) 3MB〜5MB 約2万〜3.3万PV
SPA(React/Next.js) 500KB〜1.5MB 約6.7万〜20万PV

テキスト中心のブログなら月50万PVまで耐える。Vercel無料枠の帯域幅制限が先にボトルネックになることは稀だ。

帯域幅を食う意外な落とし穴

PV数だけで安心していると、想定外の要因で帯域幅が溶けることがある。Vercel上に画像をホストしているケースで、外部サイトやSNSから直接画像URLを参照される(ホットリンク)と、PVに関係なく帯域幅が消費される。

OGP画像がTwitterやFacebookでシェアされるたびに画像が配信されるため、バズった記事1本で1日10GB以上消費した事例もある。対策としては、画像をCloudflare Images やImgixなどの外部CDNに逃がすのが有効だ。

注意: Vercel自体にはホットリンク防止機能がない

外部からの画像直リンクを防ぐには、vercel.jsonのrewriteルールか、画像を外部CDNに移す必要がある。帯域幅100GBのHobbyプランでは特に重要な対策になる。

ビルド時間・デプロイ回数の壁

月6,000分の使い方

Hobbyプランのビルド実行時間は月6,000分。1日あたり約200分の計算になる。Next.jsの中規模プロジェクト(ページ数50〜100)で1回のビルドに3〜5分かかるとすると、1日40〜66回デプロイできる。開発中にgit pushのたびにビルドが走る設定にしていても、まず使い切ることはない。

ただし落とし穴がある。Preview Deploymentだ。プルリクエストを作るたびにプレビュー環境が自動生成され、そのたびにビルド時間を消費する。個人開発でもブランチを細かく切る人は注意が必要になる。

デプロイ100回/日の制限

1日100回のデプロイ制限は、手動でデプロイしている限りまず到達しない。問題になるのはCI/CDパイプラインからの自動デプロイだ。GitHub Actionsでテストが通るたびにデプロイを走らせる設計にしていると、活発なリポジトリでは1日で上限に達する可能性がある。

# vercel.json でプレビューデプロイを制限する例
{
  "git": {
    "deploymentEnabled": {
      "main": true,
      "feature/*": false
    }
  }
}

この設定を入れると、mainブランチへのマージ時だけデプロイが走る。featureブランチのプレビューデプロイを止めれば、Vercelの無料枠のビルド時間とデプロイ回数を同時に節約できる。

同時ビルド1の制約

Hobbyプランでは同時ビルド数が1に制限されている。2つ目のデプロイリクエストが来ると、1つ目のビルドが完了するまでキューに並ぶ。個人開発なら問題にならないが、複数リポジトリを同じアカウントで管理している場合、一方のビルド中にもう一方の反映が待たされる。

Proプランでは同時ビルド数が2に増え、追加で$50/月ごとに+1できる。Proに移行すれば、片方のビルドを待ちながらもう片方のコードを書くストレスがなくなる。

Serverless Functionの制限と実行時間

60秒の壁

Vercel Functionの最大実行時間はHobbyプランで60秒。デフォルトは10秒で、vercel.jsonmaxDurationで60秒まで引き上げられる。API Routes経由で外部APIを叩く程度なら十分だが、画像処理やPDF生成など重い処理には足りない。このVercelの制限は、AI系アプリとの相性で特に問題になる。

// next.config.js で関数の実行時間を延長
export const maxDuration = 60; // Hobbyプランの上限

// Proプランなら300秒まで設定可能
// export const maxDuration = 300;

もったいないと感じるのが、AI APIの呼び出しとの相性だ。OpenAI APIやClaude APIを使ったアプリケーションでは、レスポンスに10〜30秒かかることがある。複雑なプロンプトやストリーミングなしの長文生成では60秒を超える場合もあり、その場合はタイムアウトエラーが返る。

抜け道がある。ストリーミングレスポンスだ。Vercel AI SDKのstreamTextを使えば、最初のチャンクが返った時点から60秒のカウントがリセットされる。AIサービス比較ガイドで紹介しているClaude APIやOpenAI APIとVercelの組み合わせを検討している人は覚えておきたい。

月100万回の関数呼び出し

Serverless Functionの呼び出し回数は月100万回。API Routesを持たない静的サイトなら関係ないが、ISR(Incremental Static Regeneration)やServer Componentsを使うNext.jsアプリでは、ページリクエストのたびにFunction呼び出しが発生する。月10万PVでも、ISR対象のページが多いと100万回の上限に近づく。

ISRの再生成間隔が鍵を握る

revalidate: 60(60秒ごとに再生成)とrevalidate: 3600(1時間ごと)では、Function呼び出し回数が60倍違う。Hobbyプランで運用するなら、再生成間隔は長めに設定しておくのが鉄則だ。

商用利用NGの判定基準

Vercel Hobbyプランは「個人の非商用プロジェクト」専用と規約に明記されている。技術的な制限よりも先に、この規約上の制限がProへの移行を迫るケースが多い。

商用利用と判定されるケース

商用と判定される

  • ・Google AdSenseなどの広告を掲載
  • ・アフィリエイトリンクを含むサイト
  • ・決済機能のあるECサイト
  • ・企業のコーポレートサイト
  • ・有料会員制のWebアプリ
  • ・クライアントワークの成果物

非商用と判定される

  • ・個人のポートフォリオサイト
  • ・学習目的のデモアプリ
  • ・OSS プロジェクトのドキュメント
  • ・収益化していない個人ブログ
  • ・技術実験・プロトタイプ
  • ・ハッカソン用のデモ

判定のグレーゾーンとして悩ましいのが「将来的に収益化する予定のサービス」だ。現時点では無料で公開しているが、ユーザーが増えたらサブスクリプションを導入する計画——というケースは、厳密にはHobbyプランの範囲内と解釈できる。

ただし、Vercelのサポートに確認したユーザーの報告では「収益が発生した時点でProへの移行が必要」という回答が返っている。開発段階ではVercelの無料枠で問題ないが、収益化した瞬間にVercelプランの切り替えが必要になる。AIを活用した副業でWebアプリを公開する場合は最初からProを選ぶのが無難だ。

違反した場合のリスク

Vercelの規約違反が即座にアカウント停止に繋がるケースは稀だ。多くの場合、まずVercelからメール通知が届き、一定期間内にProプランへの移行を求められる。

しかし、悪質と判断された場合(大量のスパムサイト運営など)はアカウントごと停止される。個人開発者が「ちょっとAdSense貼っただけ」で即BANされることはまずないが、Vercelの無料枠を商用で使い続けるリスクは織り込んだ上で運用しろ、ということだ。

Hobby vs Pro vs Enterprise|料金プラン比較

Vercelの料金体系は「基本料金+従量課金」の二層構造だ。Vercelの無料枠(Hobbyプラン)から一歩踏み出すと、Proプラン月額$20がかかる。この$20には$20分の使用クレジットが含まれており、基本料金の中に最低限の利用料が組み込まれている。

Hobby

$0

個人・非商用限定

  • 帯域幅 100GB
  • ビルド 6,000分
  • Function 60秒
  • 商用利用
  • チーム開発
人気

Pro

$20/月

開発者1人あたり

  • 帯域幅 1TB
  • ビルド 24,000分
  • Function 300秒
  • 商用利用OK
  • Viewerシート無料

Enterprise

要問合せ

年額$20,000〜

  • カスタム帯域幅
  • 99.99% SLA
  • SSO / SAML
  • 専任サポート
  • 監査ログ

Proプランの隠れコスト

Proプランの月額$20は「基本料金」にすぎない。含まれる$20分のクレジットを超えると従量課金が発生する。帯域幅は1TBを超えると$40/100GBが加算され、Serverless Functionの実行時間超過は$0.18/GB-hourで課金される。

データを調べてみると、2026年のVercel Proプランの中央値は月$45程度(年間約$540)という報告がある。基本料金の$20だけで済んでいるユーザーは全体の約40%で、残りの60%は何らかの超過料金が発生している計算だ。

Proプラン移行で必ず確認すべき設定

Vercelダッシュボードの「Settings → Billing → Spend Management」で月額上限(Spend Limit)を設定できる。これを設定しないまま運用すると、トラフィック急増時に想定外の請求が来る可能性がある。$50〜$100に設定しておくのが安全だ。

Enterpriseは誰が使うのか

Enterprise契約の年額中央値は約$45,000(月$3,750相当)。個人開発者にはまず縁のないプランだが、判断基準は明確だ。

Proプランの従量課金が月$1,500を超えるようになった段階で、Enterpriseのコミットメント割引が有利になる。加えて、HIPAA準拠(ヘルスケア系)やSOC2監査対応が必要な場合はEnterpriseが必須。50人以上のチームでSSO/ディレクトリ同期が必要なケースも、Enterpriseの出番になる。

Vercel vs Netlify vs Cloudflare Pages|無料枠対決

「Vercelの無料枠に不満があるなら乗り換えればいい」——もっともな意見だ。実際にVercel・Netlify・Cloudflare Pagesの無料枠を並べて比較すると、得意分野がはっきり分かれている。副業でWebサービスを運営する場合のホスティング選びにも直結する話だ。

項目 Vercel Hobby Netlify Free Cloudflare Pages Free
月額 $0 $0 $0
帯域幅 100 GB 100 GB 無制限
ビルド時間 6,000分 300分(クレジット制) 500回/月
サイト数 制限なし 制限なし 100サイト
Serverless Function 60秒 / 100万回 10秒 / 12.5万回 Workers 10ms CPU
商用利用 不可
Next.js最適化 ◎ 最高 △ 制限あり ○ 対応中
CDN品質 ○ 高速 ○ 高速 ◎ 最速

Cloudflare Pagesが圧倒的に有利な点

帯域幅無制限かつ商用利用OKという条件は、コスト面でCloudflare Pagesが頭一つ抜けている——と書きたいところだが、数字で見ると差はもっと具体的だ。月10万PVの画像ありブログの場合、Vercel Hobbyなら帯域幅の50〜100%を消費するが、Cloudflare Pagesなら0%(無制限)。年間コストの差は、Vercelが帯域超過でProに移行した場合で$240、Cloudflare Pagesは$0。

ただし、Cloudflare PagesはNext.jsの一部機能(ISR、Middleware、Image Optimization)への対応が限定的だ。静的サイトジェネレーター(Astro、Hugo等)やViteベースのフレームワークなら最有力の選択肢になるが、Next.jsのフル機能を使いたい場合はVercel一択に近い状況が続いている。

Netlifyの強みと弱点

Netlifyは2024年にクレジットベースの料金体系に移行し、無料枠のビルド時間が300分に大幅削減された。以前は月300分の「ビルド分数」だったが、現在はクレジット制に統合されており、実質的な無料枠は狭まっている。

ただし商用利用は無料のまま許可されている。AdSenseを貼ったブログをゼロ円で動かしたいなら、NetlifyかCloudflare Pagesしか選択肢がない。Vercel Hobbyでは規約上アウトだ。

自分ならこう使い分ける

Next.jsプロジェクト → Vercel(Proに移行する覚悟で)。静的サイト → Cloudflare Pages(帯域無制限が強すぎる)。JAMstack+商用利用 → Netlify。3サービスを併用して、プロジェクトの性質に応じて振り分けるのが最もコスパが良い。

無料枠を超えたらどうなるか

Vercel Hobbyプランで帯域幅やビルド時間の上限に達した場合、サイトは停止する。Proプランのように超過分が自動課金される仕組みではない点が重要だ。

停止のタイミングと通知

帯域幅が上限の75%を超えた時点でVercelからメールが来る。そのまま放置して100%に達するとアクセス遮断。訪問者には503が返る。ただし月が変わればリセットされ、追加料金なしで復旧する。

厄介なのが復旧のタイミングだ。月初0時(UTC)にリセットされるはずが、日本時間の午前9時を過ぎても503が返り続けたケースがある。ステータスページには何も出ず、2時間後に静かに復旧した。Vercel無料枠を使い切った後の復旧にはラグがある——これは覚えておいた方がいい。

超過時の即時対応フロー

STEP 1

通知確認

Vercelダッシュボードの Usage ページで、どのリソースが上限に近いかを確認する

STEP 2

応急処置

帯域幅超過なら画像を外部CDNに移す。ビルド超過ならプレビューデプロイを停止する

STEP 3

判断

一時的な超過(バズ等)なら翌月リセットを待つ。恒常的なら Pro移行を検討する

# Vercel CLIで現在の使用状況を確認
npx vercel usage

# 特定プロジェクトの帯域幅を確認
npx vercel inspect --scope=your-team

Proプランの場合は挙動が異なる。上限を超えてもサイトは停止せず、超過分が自動的に課金される。これは便利な反面、Spend Limitを設定しないとトラフィック急増時に想定外の請求につながるリスクがある。

Pro移行を判断する5つのシグナル

「いつProに移行すべきか」は個人開発者にとって悩ましい問題だ。月$20は安くはないが、Hobbyプランの制限に悩まされる時間コストと比較すると、移行した方が結果的に安上がりになるケースは多い。以下の5つのシグナルのうち2つ当てはまるなら、迷わず移行した方がいい。1つでも「3. タイムアウト」に心当たりがあるなら、今すぐ動くべきだ。

1. 収益化を開始した(または予定がある)

AdSense、アフィリエイト、有料機能——いずれかで収益が1円でも発生した時点で、規約上Proへの移行が必要になる。月$20の投資に対して月5,000円以上の収益が見込めるなら、回収は容易だ。

2. 帯域幅が常時50%を超えている

月50GBを恒常的に使っているなら、バズや季節変動で100GBを突破するリスクが高い。サイトが停止してからの移行では、その間の機会損失の方が大きい。

3. Serverless Functionの60秒制限に頻繁にぶつかる

AI API連携や重い画像処理でタイムアウトが月に複数回発生するなら、Proの300秒上限が必要。ストリーミングで回避できないケースは特に。

4. チームメンバーを追加したい

共同開発者やデザイナーにVercelダッシュボードへのアクセスを渡したい場合。Hobbyプランは1人限定だが、Proなら閲覧専用のViewerシートは無料で追加できる。

5. プレビューデプロイを多用する開発スタイル

PRごとにプレビュー環境が欲しい。複数ブランチを同時にビルドしたい。同時ビルド数1の制限がボトルネックになっているなら、Proの同時ビルド2が地味だが効く。

逆に、静的なポートフォリオサイト1つを公開しているだけなら、Hobbyプランで十分すぎる。月間PV数千程度、収益化なし、Function不使用——この条件であれば、無理にProに移行する理由はない。

よくある質問

Q. Vercel Hobbyプランで独自ドメインは使えますか?

使える。Hobbyプランでも独自ドメインの設定は可能で、SSL証明書も自動で発行される。ドメイン自体の取得費用(年額1,000〜2,000円程度)は別途必要だが、Vercel側の追加料金はかからない。詳しくはVercel独自ドメイン料金ガイドで解説している。

Q. HobbyからProへの移行は簡単ですか?

ダッシュボードからプラン変更するだけで完了する。ダウンタイムは発生しない。デプロイ済みのサイトやドメイン設定はそのまま引き継がれる。

Q. Hobbyプランで複数サイトを運用できますか?

できる。プロジェクト数に上限はない。ただし、帯域幅100GBとビルド時間6,000分はアカウント全体で共有されるため、サイトが増えるほど1サイトあたりの割り当ては減る計算になる。

Q. 学生や教育目的の場合、Proプランの割引はありますか?

2026年5月時点で、Vercelに学生割引プログラムは存在しない。ただし、GitHub Student Developer Packに含まれる他のホスティングサービス(Netlify等)には学生向け特典がある場合がある。

Q. Vercel以外で Next.js をフル機能で使えるホスティングはありますか?

AWS Amplify、Render、RailwayでもNext.jsは動く。ただし動くのはPages RouterとAPI Routesまでで、ISRやMiddlewareを本番に持ち込むと予期しない挙動が出やすい。Cloudflare Pagesも対応を進めているが、2026年5月時点では一部機能に制約が残る。Vercel無料デプロイガイドで各サービスの比較を紹介している。

Q. Hobbyプランの帯域幅を節約する方法は?

画像をCloudflare R2やCloudinary等の外部CDNにホストするのが最も効果的。Next.jsのnext/imageでWebP変換と遅延読み込みを有効化するだけでも、帯域幅を30〜50%削減できる。

まとめ

Vercelの無料枠(Hobbyプラン)は、個人の非商用プロジェクトなら、ほぼすべての用途をカバーする。帯域幅100GB、ビルド6,000分、Function 60秒——数値上は余裕がある。だが、Vercelの制限で実質的な限界を決めているのは商用利用NGの規約と、帯域幅の意外な消費パターンだ。

整理すると、Vercelの無料枠の選択肢はこうなる。

  • 非商用の個人開発: Hobbyプランで十分。PV月数万までなら制限にぶつかることはほぼない
  • 収益化する予定がある: 最初からProプラン($20/月)で始めるか、収益化開始と同時に移行する
  • 静的サイトで帯域幅が心配: Cloudflare Pages(帯域無制限・商用OK)が最適解
  • Next.jsフル機能が必要: Vercel一択。Pro移行のタイミングを見極めながら運用する

自分なら、学習や実験段階ではVercel Hobbyを使い、プロダクトとして公開する段階でProに移行する。$20/月は缶コーヒー1日1本分。AIエンジニアとしてキャリアを築くなら、ホスティング費用はポートフォリオへの投資だ。