AIツール 完全ガイド

【2026年最新】GitHub Copilot完全ガイド|Agent Mode・コーディングエージェント・CLI徹底解説

約20分で読了

「AIコーディングツール、結局どれが正解なの?」その問いに対する最有力候補がGitHub Copilotです。2021年のテクニカルプレビューから始まり、2026年現在では470万人の有料ユーザーを擁する世界最大級のAIコーディングアシスタントへと成長。Agent Modeコーディングエージェントなど革新的な機能を次々に搭載し、単なるコード補完ツールから「AI開発パートナー」へと進化を遂げています。

本記事では、GitHub Copilotの主要機能6選からCopilot CLI全5プランの料金比較利用可能なAIモデルCursor・Windsurfとの徹底比較、そして始め方の手順まで、GitHub Copilotに関する全ての情報を網羅してお届けします。

1. GitHub Copilotとは?470万人が使うAI開発ツールの全貌

GitHub Copilotは、GitHubとOpenAIが共同開発したAIコーディングアシスタントです。2021年にテクニカルプレビューとして公開され、2022年に一般提供(GA)が開始されました。OpenAIの大規模言語モデルを技術基盤としつつ、Anthropic(Claude)やGoogle(Gemini)のモデルにも対応するマルチモデル戦略を採用しています。

Copilotの最大の強みは、GitHubプラットフォームとのネイティブ統合です。単体のエディタ拡張機能としてだけでなく、GitHub Issues、Pull Requests、GitHub Actionsと深く連携し、コーディングからコードレビュー、CI/CDまでの開発ライフサイクル全体をAIがサポートします。VS Code、JetBrains(IntelliJ、PyCharm等)、Xcode、Neovim、Eclipse、Zedなど10以上のIDEに対応しており、開発者が既存の環境を変えることなくAI支援を導入できる点も大きなメリットです。

GitHub Copilotの基本情報

  • 開発元: GitHub(Microsoft傘下)
  • 有料ユーザー数: 470万人以上
  • 対応IDE: 10以上(VS Code、JetBrains、Xcode、Neovim、Eclipse、Zed等)
  • 対応AIモデル: Claude(Anthropic)、GPT(OpenAI)、Gemini(Google)
  • エンべディング: 2倍の高スループット・37.6%の検索精度向上
  • 料金: 無料プランあり($0〜$39/月)
  • 技術基盤: OpenAI Codex → GPTファミリー + マルチモデル
  • リリース: 2021年テクニカルプレビュー、2022年GA

2026年に入り、GitHub Copilotは大幅なアップデートを実施しました。特に注目すべきはコーディングエージェントの登場です。GitHub上でIssueをアサインするだけで、AIが自律的にブランチを作成し、コードを実装し、Pull Requestを提出するという、従来のコード補完の枠を大きく超えた機能を実現しています。これにより、Copilotは「開発者を支援するツール」から「チームの一員として自律的に働くAI開発者」へと進化を遂げました。

2. GitHub Copilotの主要機能6選

GitHub Copilotには、開発ワークフローの各段階をカバーする6つの主要機能があります。それぞれの特徴と使い方を詳しく解説します。

2-1. Agent Mode(エージェントモード)

複数ファイルにまたがる変更を自律実行

Agent Modeは、VS Code内でタスクを委任すると、AIが計画を立て、複数のファイルを横断して変更を加え、テストを実行し、結果を検証する一連のプロセスを自動で行います。

Agent Modeは、GitHub Copilotの中核的なAI機能です。VS CodeのCopilot Chatパネルから起動でき、自然言語で指示を与えるだけで、AIが以下のステップを自律的に実行します。

  • タスクの分析: 指示内容を理解し、必要な変更の範囲を特定
  • 計画の策定: 変更対象のファイルと修正内容を計画
  • コードの編集: 複数ファイルにわたるコード変更を実行
  • ターミナルコマンドの実行: 必要に応じてビルドやテストを実行
  • エラーの自己修正: コンパイルエラーやテスト失敗を検出し、自動で修正を試みる

Agent Modeはバックグラウンドでの処理にも対応しており、タスクを委任した後、開発者は別の作業を進めることができます。処理が完了するとVS Code内で通知が届き、変更内容を確認・承認するフローで運用できます。Pro以上のプランで利用可能です。

2-2. コーディングエージェント(Coding Agent)

GitHub上で自律的に動作するAI開発者

Issueをアサインするだけで、コーディングエージェントが自動でブランチを作成し、コードを実装し、Pull Requestを作成します。PRへのコメントでフィードバックすれば、修正も自動で行います。

コーディングエージェントは、GitHub Copilotの最も革新的な機能です。従来のAIコーディングツールがIDE内での操作に限定されていたのに対し、コーディングエージェントはGitHub上で完全に自律的に動作します。

  • Issue駆動: GitHub Issueにcopilotをアサインするだけで自動起動
  • 自律実行: ブランチ作成、コード実装、テスト実行、PR作成を一貫して実行
  • 独立環境: GitHub Actions上の専用dev環境で実行されるため、ローカル環境に影響しない
  • フィードバックループ: PRコメントでフィードバックを送ると、エージェントが修正を反映
  • セキュリティ: エージェントが作成したPRは、エージェント自身(作成者)が承認することはできない設計

コーディングエージェントの活用シーンとしては、明確な仕様のバグ修正、テストコードの追加、ドキュメントの更新、小規模な機能追加などが適しています。複雑なアーキテクチャ変更や要件が曖昧なタスクは、現時点では人間が主導する方が効率的です。AGENTS.mdファイルをリポジトリに配置することで、プロジェクト固有のルールやコーディング規約をエージェントに伝えることができます。

2-3. Plan Mode

実装前にステップバイステップの計画を生成

Plan Modeを使うと、AIがコードを変更する前に詳細な実装計画を提示します。開発者が計画を確認・修正してから実装を開始できるため、意図しない変更を防げます。

Plan Modeの使い方

  • Shift + TabでPlan Modeに切り替え
  • AIが変更対象のファイルと修正内容をリストアップ
  • 開発者が計画を確認し、必要に応じて修正を指示
  • 承認後、AIが計画に沿って実装を開始

Plan Modeは、大規模な変更やリファクタリングを行う前に特に有効です。AIがどのファイルをどのように変更するかを事前に確認できるため、「AIに任せたら想定外のファイルが書き換えられた」という問題を回避できます。計画段階でフィードバックを送ることで、実装の方向性を適切にコントロールできます。

2-4. Code Completions(コード補完)

リアルタイムのコード提案とNext Edit Suggestions

エディタ内でコードを書いている最中に、文脈に応じたコード補完をリアルタイムで提案します。Next Edit Suggestionsにより、次に編集すべき箇所も予測します。

Code Completionsは、GitHub Copilotの原点とも言える機能です。エディタ内でコードを入力すると、AIがリアルタイムでコードの続きを予測し、グレーテキスト(ゴーストテキスト)として表示します。Tabキーで受け入れ、Escキーで拒否するシンプルな操作体系です。

  • リアルタイム補完: タイピング中に即座にコード提案を表示
  • Next Edit Suggestions: 現在の編集に基づいて、次に変更すべき箇所を予測・提案
  • 複数行補完: 関数全体やブロック単位でのコード生成
  • コンテキスト認識: 開いているファイルやプロジェクト構造を考慮した補完

特筆すべきは、コード補完がプレミアムリクエストとは別カウントである点です。無料プランでも月2,000回のコード補完が利用可能で、Pro以上のプランでは回数無制限となります。日常的なコーディングでの基本的なAI支援は、プレミアムリクエストを消費せずに利用できます。

2-5. Code Review(コードレビュー)

AIによる自動コードレビュー

Pull Requestに対してCopilotをレビュアーとして追加することで、AIが自動的にコードをレビューし、改善提案やバグの指摘を行います。

Code Review機能は、GitHub上のPull Requestに対してAIが自動的にレビューコメントを付ける機能です。PRの「Reviewers」セクションでCopilotを選択するだけで、AIがコード変更を分析し、以下のようなフィードバックを提供します。

  • バグの検出: 潜在的なバグやエッジケースの指摘
  • コード品質: 命名規則、可読性、重複コードの改善提案
  • セキュリティ: セキュリティ上の懸念がある箇所のハイライト
  • パフォーマンス: 非効率なアルゴリズムや最適化の提案

人間のレビュアーの負担を軽減しつつ、レビューの見落としを減らすことができるため、チーム開発において特に価値の高い機能です。ただし、AIレビューはあくまで補助であり、最終的な承認は人間が行う運用が推奨されます。

2-6. Copilot Chat

IDE内でのAI対話

エディタのサイドパネルやインラインで、AIとの自然言語対話が可能です。コードの説明、デバッグ支援、設計相談、テスト生成など、幅広い開発タスクをサポートします。

Copilot Chatは、IDE内でAIと自然言語で会話できるインターフェースです。サイドパネル形式とインライン形式の2つのモードがあり、用途に応じて使い分けることができます。

  • コード説明: 選択したコードの動作を日本語で解説
  • デバッグ支援: エラーメッセージを貼り付けると、原因分析と修正案を提示
  • 設計相談: アーキテクチャの選択やデザインパターンの提案
  • テスト生成: 選択した関数やクラスに対するユニットテストの自動生成
  • リファクタリング: コードの改善提案とその実装

@workspaceを使えばプロジェクト全体のコンテキストを参照でき、/explain/fix/testsなどのスラッシュコマンドでよく使う操作に素早くアクセスできます。

3. GitHub Copilot CLI|ターミナルで使えるAIエージェント

GitHub Copilot CLIは、ターミナル上で直接AIエージェントを利用できるコマンドラインツールです。IDE を開かずにターミナルだけで開発作業を進めたいエンジニアにとって、強力な選択肢となります。

インストールと対応環境

Copilot CLIはnpmパッケージとして提供されており、以下のコマンドでインストールできます。

npm install -g @github/copilot
  • macOS: フルサポート
  • Linux: フルサポート
  • Windows(WSL): WSL経由でサポート

主要な特徴

Copilot CLIの最大の強みは、GitHubエコシステムとのネイティブ統合です。ターミナルからGitHub Issues、Pull Requests、Actionsのコンテキストに直接アクセスし、それらの情報を踏まえたAI支援を受けることができます。

  • セッション永続性: 会話を跨いでコンテキストを維持。前回の指示やコード変更の文脈を覚えている
  • GitHub Issues/PRの理解: 「Issue #42を修正して」のような指示で、Issue内容を自動取得して対応コードを生成
  • MCP(Model Context Protocol)対応: 外部ツールやサービスとの連携が可能
  • マルチファイル編集: 複数のファイルを同時に編集し、一貫性のある変更を適用
  • シェルコマンド生成: 自然言語での指示からシェルコマンドを生成・実行

Copilot CLI vs Claude Code: どちらを選ぶ?

比較項目 Copilot CLI Claude Code
強み GitHub統合(Issues/PR/Actions) Anthropicモデルの深い活用
セッション永続性 対応 対応
モデル選択 Claude/GPT/Gemini Claude専用
料金 Copilotプランに含む API従量課金
最適なユースケース GitHubリポジトリ中心の開発 大規模リファクタリング・設計

Copilot CLIはGitHub Issuesを参照しながら開発を進めるワークフローに最適化されています。一方、Claude CodeはAnthropicのモデルを直接利用する深い推論力が強みで、大規模なアーキテクチャ変更や複雑な設計判断に優れています。両者は補完関係にあり、プロジェクトの性質に応じて使い分けるのが理想的です。

4. 料金プラン徹底解説|全5プラン完全比較

GitHub Copilotは2026年現在、個人向け3プラン、法人向け2プランの全5プランを展開しています。最大の特徴は、無料プランから本格的なAI開発支援を利用できる点です。

プラン 月額 プレミアム コード補完 主な機能
Free $0 50回/月 2,000回/月 Chat、基本モデル
Pro $10 300回/月 無制限 全モデル、Agent Mode、Coding Agent
Pro+ $39 1,500回/月 無制限 Claude Opus 4、o3、GitHub Spark
Business $19/人 300回/人/月 無制限 IP補償、データ訓練除外、管理機能
Enterprise $39/人 1,000回/人/月 無制限 全モデル、MCP、Spark、SAML SSO

プレミアムリクエストの仕組み

GitHub Copilotの料金体系の核となるのが「プレミアムリクエスト」の概念です。以下の操作でプレミアムリクエストが消費されます。

  • 消費する操作: Copilot Chat、Agent Mode、Code Review、CLI、高性能モデル選択
  • 消費しない操作: 通常のコード補完(Free以外は無制限)
  • プレミアム消費なしモデル: GPT-5 mini、GPT-4.1はプレミアムリクエストを消費せずに利用可能
  • 超過時の課金: 月の上限を超えた場合、1リクエストあたり$0.04で追加利用可能

コスト最適化のポイント

  • 日常のコード補完はプレミアムを消費しないため、Free/Proでも十分に活用可能
  • GPT-5 miniやGPT-4.1はプレミアム消費なしで使えるため、軽いタスクはこれらに切り替え
  • Pro($10/月)は300プレミアム付きで、AIコーディングツールの中で最安
  • 超過時も$0.04/リクエストと透明性の高い課金体系
  • 年額払いにすると月額換算で約17%割引

5. 利用可能なAIモデル一覧

GitHub Copilotはマルチモデル戦略を採用しており、Anthropic、OpenAI、Googleの3大AIプロバイダーのモデルを切り替えて利用できます。プランによって利用可能なモデルが異なります。

モデル プロバイダー 利用可能プラン 特徴
Claude 3.5 Sonnet Anthropic Free / Pro以上 バランスの取れた高性能モデル
GPT-4.1 OpenAI Free / Pro以上 プレミアム消費なし
GPT-5 mini OpenAI Free / Pro以上 プレミアム消費なし・高速
Claude 3.7 Sonnet Anthropic Pro以上 最新のSonnetモデル
Gemini 2.5 Pro Google Pro以上 大規模コンテキスト対応
Claude Opus 4 Anthropic Pro+以上 Anthropic最高性能モデル
o3 OpenAI Pro+以上 推論特化・高精度
カスタムモデル(BYOK) 任意 Enterprise 自社モデルの利用が可能

CopilotにはAuto選択機能も搭載されており、タスクの内容に応じて最適なモデルを自動的に選択してくれます。コーディングタスクではGPT-4.1、複雑な推論が必要な場面ではClaude 3.7 Sonnet、大規模なコンテキストが必要な場合はGemini 2.5 Proといった具合に、状況に応じた最適なモデルが自動的に割り当てられます。

注目すべきは、GPT-5 miniとGPT-4.1がプレミアムリクエストを消費しない点です。これらのモデルは十分な性能を持ちながらプレミアムリクエストの上限を気にせず使えるため、日常的なChat利用やコードの説明・デバッグにはこれらのモデルを活用し、Claude Opus 4やo3などの高性能モデルは複雑なタスクに温存する使い分けが効果的です。

6. 徹底比較|GitHub Copilot vs Cursor vs Windsurf

2026年のAIコーディングツール市場は、GitHub CopilotCursorWindsurfの三つ巴状態です。それぞれのツールには明確な強みと弱みがあり、開発スタイルやチーム構成によって最適な選択が異なります。

比較項目 GitHub Copilot Cursor Windsurf
月額料金 $10(Pro) $20(Pro) $15(Pro)
形態 拡張機能 VS Codeフォーク VS Codeフォーク
独自モデル なし なし SWE-1.5
エージェント機能 Agent Mode + Coding Agent Agent / Composer Cascade
自律PR作成 対応(Coding Agent) 非対応 非対応
IDE対応数 10以上 専用IDEのみ 専用 + プラグイン
CLI Copilot CLI なし なし
インライン補完 Ghost Text Tab(高精度) Tab / Supercomplete
コードレビュー PR上でAIレビュー なし Windsurf Reviews
GitHub統合 ネイティブ(Issues/PR/Actions) 基本的 MCP経由
プレビュー機能 なし なし IDE内プレビュー + デプロイ
MCP対応 対応 対応 対応

選び方の目安

GitHub Copilotがおすすめな人

GitHub中心の開発ワークフロー。チーム利用で統一したい。最低コスト($10/月)で始めたい。コーディングエージェントによる自律PR作成を活用したい。既存のVS Code/JetBrains/Xcode環境を変えたくない。CLI版で開発したい。

Cursorがおすすめな人

インライン補完の精度を最重視する。人間主導でAIを細かくコントロールしたい。VS Code環境に特化して最高のAI体験を求める。Composerで複数ファイルの編集を効率的に行いたい。

Windsurfがおすすめな人

大規模コードベースでの開発がメイン。独自モデルSWE-1.5の無料利用で実質コストを抑えたい。IDE内プレビューでフロントエンド開発を効率化したい。Cascadeの自動コンテキスト理解を活用したい。

各ツールの詳細については、Cursor AI完全ガイドWindsurf AI完全ガイドもご覧ください。

7. GitHub Copilotの始め方

GitHub Copilotは無料プランから始められます。以下のステップに沿ってセットアップしましょう。

1

GitHubアカウントを作成(無料)

github.comにアクセスし、メールアドレスでアカウントを作成します。既にGitHubアカウントを持っている場合はこのステップをスキップしてください。

2

Copilotプランを選択(Free / Pro)

GitHubの設定画面から「Copilot」セクションに移動し、プランを選択します。まずはFreeプランで試し、必要に応じてProにアップグレードするのがおすすめです。Freeプランでも月50回のプレミアムリクエストと月2,000回のコード補完が利用できます。

3

VS Codeに拡張機能をインストール

VS Codeの拡張機能マーケットプレイスで「GitHub Copilot」を検索し、インストールします。「GitHub Copilot Chat」も同時にインストールされます。JetBrains IDEを使う場合は、対応するプラグインをインストールしてください。

4

GitHubアカウントでサインイン

VS Code内でGitHubアカウントの認証を行います。右下のCopilotアイコンをクリックし、ブラウザ経由でGitHubにサインインします。認証が完了すると、Copilotが有効化されます。

5

コード補完を試す

任意のコードファイルを開き、コードを書き始めてみましょう。グレーのテキスト(ゴーストテキスト)としてAIの補完提案が表示されます。Tabキーで受け入れ、Escキーで拒否します。コメントで意図を書いてから改行すると、より的確な補完が得られます。

6

Agent Modeを使う

Copilot Chatパネルを開き(Cmd/Ctrl + Shift + IまたはCmd/Ctrl + I)、Agent Modeに切り替えます。「認証機能を追加して」「このバグを修正して」など、自然言語でタスクを指示するとAIが計画を立てて実行します。

AGENTS.mdでプロジェクト固有の指示を設定

リポジトリのルートにAGENTS.mdファイルを作成すると、Agent ModeやCoding Agentに対してプロジェクト固有の指示を与えられます。

  • コーディング規約やスタイルガイドの指定
  • 使用するライブラリやフレームワークの情報
  • テストの実行方法やCI/CDの設定
  • PRの作成ルールやコミットメッセージの規則
  • ディレクトリ別に配置して、サブプロジェクトごとの指示も可能

設定ファイルの書き方について詳しくは、CursorとClaude Code設定ファイル完全ガイドもご覧ください。

8. メリット・デメリット

メリット

最安$10/月から本格的なAI開発支援

Proプラン$10/月はCursor($20/月)やWindsurf($15/月)と比較して最安です。300回のプレミアムリクエストと無制限のコード補完が含まれ、コストパフォーマンスは非常に高いと言えます。無料プランでも50プレミアムリクエストと2,000コード補完が利用可能です。

470万ユーザーの実績と安定性

世界最大のAIコーディングツールとして470万人の有料ユーザーを持ち、Microsoft/GitHubによる継続的な開発とサポートが保証されています。エンタープライズ利用の実績も豊富で、導入のリスクが低い選択肢です。

GitHub Issues/PR/Actionsとのネイティブ統合

GitHubプラットフォームと深く統合されているため、Issue管理からコードレビュー、CI/CDまでの開発ライフサイクル全体でAI支援を受けられます。他のツールではMCPや外部連携が必要な機能が、Copilotではネイティブに利用できます。

コーディングエージェントによる自律PR作成

Issueをアサインするだけで、AIが自律的にブランチ作成からPR提出までを完了する機能は、2026年現在GitHub Copilotにしかない独自の強みです。定型的なバグ修正や小規模な機能追加を自動化できます。

IDE対応数が最多(10以上)

VS Code、JetBrains(IntelliJ、PyCharm、WebStorm等)、Xcode、Neovim、Eclipse、Zedなど10以上のIDEに対応。Cursorは専用IDEのみ、Windsurfも専用IDE中心であるのに対し、Copilotは開発者が既存の環境を変えずにAI支援を導入できます。

デメリット・注意点

プレミアムリクエスト制で使い方次第で上限に達しやすい

Agent ModeやChatを頻繁に使うと、Proプランの300回/月では不足する場合があります。特にAgent Modeは1タスクで複数のリクエストを消費するため、使用頻度によっては超過課金($0.04/回)が発生します。GPT-5 miniやGPT-4.1(消費なし)をうまく活用する工夫が必要です。

VS Codeフォークではないため深いAI統合には限界

CopilotはVS Codeの拡張機能として動作するため、CursorやWindsurfのようにエディタ自体にAIを深く統合することには構造的な限界があります。エディタのUIやレイアウトをAI最適化するといった変更は、拡張機能の範囲では実現が難しい部分があります。

独自モデルがなく外部モデルに依存

WindsurfのSWE-1.5のようなコーディング特化の独自モデルを持っていないため、全てのAI処理が外部プロバイダー(OpenAI、Anthropic、Google)のモデルに依存しています。モデルの品質や速度はプロバイダーの提供状況に左右されます。

Coding Agentの品質は複雑なタスクではまだ不安定

コーディングエージェントは革新的な機能ですが、複雑なアーキテクチャ変更や曖昧な要件のタスクでは期待通りの結果を得られないことがあります。明確に定義されたバグ修正や小規模な機能追加には効果的ですが、過度な期待は禁物です。人間のレビューは必須です。

9. よくある質問(FAQ)

Q. 無料プランでどの程度使えますか?

無料プラン(Free)では、月2,000回のコード補完と月50回のプレミアムリクエスト(Chat、Agent Mode、Code Review等)が利用可能です。コード補完だけであれば日常的な開発に十分な量で、学習用途や個人の小規模プロジェクトには問題なく対応できます。プレミアムリクエストを消費しないGPT-5 miniやGPT-4.1モデルも選択可能です。

Q. 会社のコードが学習に使われますか?

Business・Enterpriseプランでは、コードがAIモデルの訓練データとして使用されることはデフォルトでOFFになっています。個人プラン(Free/Pro/Pro+)でも設定からオプトアウトが可能です。企業利用ではIP(知的財産)補償も付帯しており、AI生成コードに関する法的リスクをカバーします。

Q. CursorやWindsurfと併用できますか?

技術的には併用可能です。CursorやWindsurfはVS Codeフォークの独立したIDEであり、GitHub Copilotは拡張機能として動作するため、別々の環境で使い分けることができます。ただし、月額コストが重複するため、メインツールを1つ決めて集中的に使う方がコスト効率は高くなります。GitHub Copilotの拡張機能をCursor内にインストールすることも可能です。

Q. AGENTS.mdとは何ですか?

AGENTS.mdは、GitHub CopilotのコーディングエージェントやAgent Modeに対してプロジェクト固有の指示を与えるためのマークダウンファイルです。リポジトリのルートや任意のディレクトリに配置でき、コーディング規約、使用するライブラリ、テストの実行方法、PRの作成ルールなどを記述します。Claude Codeの CLAUDE.md や Cursorの .cursorrules に相当する機能です。詳しくは設定ファイル完全ガイドをご覧ください。

Q. 学生割引はありますか?

はい、GitHub Education(GitHub Student Developer Pack)を通じて、学生はGitHub Copilot Proを無料で利用できます。認証済みの教育機関のメールアドレスがあれば申請可能で、在学中は継続的に無料で使用できます。また、オープンソースのメンテナーも無料で利用できる特典があります。

10. まとめ

GitHub Copilotは、470万人の有料ユーザーを擁する世界最大のAIコーディングツールとして、2026年もその地位を盤石にしています。特にコーディングエージェントによる自律的なPR作成は、CursorやWindsurfにはない独自の強みであり、GitHub中心の開発ワークフローを採用しているチームにとっては最適な選択肢です。

この記事のポイント

  • GitHub Copilotは470万有料ユーザーを持つ世界最大のAIコーディングツール
  • Agent Modeで複数ファイルにまたがる変更を自律的に計画・実行・検証
  • コーディングエージェントでIssueから自律的にPR作成まで完結(他ツールにはない独自機能)
  • 全5プラン展開で、Proは$10/月と主要AIコーディングツール中最安
  • Claude、GPT、Geminiのマルチモデル対応(GPT-5 mini/GPT-4.1はプレミアム消費なし)
  • 10以上のIDE対応で既存環境を変えずに導入可能
  • Copilot CLIでターミナルからもAIエージェントを利用可能

AIコーディングツール市場は、GitHub Copilot、Cursor、Windsurf、Claude Codeの4強が競い合う激戦区です。それぞれに明確な強みがあり、「唯一の正解」は存在しません。まずは無料プランで実際に試してみて、自分の開発スタイルやチームのワークフローに最も合うツールを見つけることが重要です。

AI開発ツールの詳細な比較や設定方法について、さらに詳しく知りたい方は以下の関連記事もご覧ください。

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