【2026年】Claude CodeでマイクラMod開発入門|AIで作る5ステップ
マイクラMod開発シリーズ
目次
マインクラフトJava版のMod開発に興味はありませんか?
従来、Mod開発にはJavaの深い知識が必要でしたが、Claude Code CLIを活用すれば、AIがコード生成をサポートしてくれるため、初心者でも挑戦しやすくなりました。
この記事では、Claude Codeを使ったマイクラMod開発の環境構築から、オリジナルアイテム・ブロックの追加、ビルドまでを5ステップで解説します。
1. Claude CodeとマイクラMod開発の相性が良い理由
Claude Codeとは
Claude Codeは、Anthropicが開発したAIコーディング支援ツールです。ターミナル上で自然言語の指示を与えるだけで、コードの生成・修正・デバッグを自動で行ってくれます。
なぜMod開発にClaude Codeが有効なのか
1. ボイラープレートの自動生成
Mod開発に必要な定型コード(アイテム登録、ブロック登録など)をAIが自動生成
2. API理解の補助
Forge/NeoForgeの複雑なAPIを自然言語で質問しながら理解できる
3. エラー解決の高速化
ビルドエラーやランタイムエラーをAIに分析させ、修正案を提示
4. コードリーディングの効率化
他のModのソースコードを読み解く際にAIが解説してくれる
ポイント
Claude Codeは「魔法の杖」ではありません。生成されたコードを理解し、必要に応じて修正する能力が重要です。AIを「優秀なアシスタント」として活用しましょう。
2. 必要な開発環境と事前準備
Mod開発を始める前に、以下の環境を整えましょう。
2.1 Java開発環境(JDK 21)
Minecraft 1.20.5以降はJava 21が必要です。
# macOS (Homebrew)
brew install openjdk@21
# Windows (winget)
winget install EclipseAdoptium.Temurin.21.JDK
# バージョン確認
java -version
2.2 Minecraft Forge / NeoForge
Mod開発の基盤となるローダーです。2026年現在、NeoForgeが主流になりつつあります。
| 項目 | Forge | NeoForge |
|---|---|---|
| 最新対応版 | 1.21.x | 1.21.x |
| 開発活発度 | 安定 | 活発 |
| ドキュメント | 豊富 | 成長中 |
| おすすめ | 既存Mod参考時 | 新規開発 |
2.3 IntelliJ IDEA
推奨IDEはIntelliJ IDEA(Community版で十分)です。
- 1. JetBrains公式サイトからダウンロード
- 2. プラグイン「Minecraft Development」をインストール
- 3. Gradleプロジェクトのインポートに対応
2.4 Claude Code CLI
Anthropicの公式ツールをインストールします。
# npmでインストール
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
# インストール確認
claude --version
# 初回認証
claude
※ Proプラン(月額20ドル)またはMaxプラン(月額60ドル)が必要です。
3. Claude Codeを活用したMod開発5ステップ
ここからは、Claude Codeを使って実際にModを作成していきます。サンプルとして「ルビーアイテム」と「ルビーブロック」を追加するModを作ります。
プロジェクトの初期化
まず、Forge/NeoForgeのMDK(Mod Development Kit)をダウンロードし、プロジェクトを初期化します。
# NeoForge MDKをダウンロードして展開後
cd my-first-mod
# Claude Codeでプロジェクトを初期化
claude
# Claudeへの指示例
> このディレクトリはNeoForge Mod開発プロジェクトです。
> プロジェクトの構造を把握して、CLAUDE.mdを作成してください。
Claude Codeへの指示ポイント
- - プロジェクトの目的(Mod名、追加したい機能)を明確に伝える
- - 対象のMinecraftバージョンを指定する
- - 既存のファイル構造を理解させる
新アイテムの追加
Claude Codeに自然言語で指示して、新しいアイテムを追加します。
# Claudeへの指示例
> 「ルビー」という新しいアイテムを追加してください。
> - アイテムIDは「ruby」
> - クリエイティブタブは「材料」
> - スタック数は64
> - 必要なJavaクラスとJSONファイルを全て作成してください。
Claude Codeが生成するファイル:
-
-
src/main/java/.../item/ModItems.java- アイテム登録クラス -
-
src/main/resources/assets/.../models/item/ruby.json- モデル定義 -
-
src/main/resources/assets/.../textures/item/ruby.png- テクスチャ(手動で用意) -
-
src/main/resources/assets/.../lang/ja_jp.json- 日本語名
新ブロックの追加
同様に、ブロックも追加します。
# Claudeへの指示例
> 「ルビーブロック」を追加してください。
> - ブロックIDは「ruby_block」
> - 硬さと耐性はダイヤモンドブロックと同等
> - 適切なツールで採掘可能
> - ルビー9個でクラフト可能にするレシピも作成
生成されるコード例(ModBlocks.java)
public class ModBlocks {
public static final DeferredRegister<Block> BLOCKS =
DeferredRegister.create(ForgeRegistries.BLOCKS, MOD_ID);
public static final RegistryObject<Block> RUBY_BLOCK =
BLOCKS.register("ruby_block",
() -> new Block(BlockBehaviour.Properties.of()
.strength(5.0f, 6.0f)
.requiresCorrectToolForDrops()
.sound(SoundType.METAL)));
}
レシピの追加
クラフトレシピや精錬レシピを追加します。
# Claudeへの指示例
> 以下のレシピを追加してください:
> 1. ルビー9個 → ルビーブロック1個(クラフト)
> 2. ルビーブロック1個 → ルビー9個(クラフト)
> 3. ルビー鉱石 → ルビー1個(精錬)
Claude Codeが生成するJSONファイル:
// recipes/ruby_block.json
{
"type": "minecraft:crafting_shaped",
"pattern": ["RRR", "RRR", "RRR"],
"key": {
"R": {"item": "mymod:ruby"}
},
"result": {
"item": "mymod:ruby_block",
"count": 1
}
}
ビルドとテスト
開発が完了したら、ビルドしてテストします。
# クライアントを起動してテスト
./gradlew runClient
# エラーが出た場合はClaude Codeに相談
> ビルド時に以下のエラーが発生しました。解決方法を教えてください。
> [エラーメッセージをペースト]
# 最終ビルド(JAR生成)
./gradlew build
# 生成されたModファイル
# build/libs/mymod-1.0.0.jar
4. Claude Codeで効率化できる開発タスク
Claude Codeは、Mod開発の様々なタスクを効率化できます。
コード生成
- - アイテム・ブロック登録コード
- - イベントハンドラ
- - GUIコンポーネント
- - ネットワークパケット
JSON生成
- - アイテム/ブロックモデル
- - ブロックステート
- - レシピ(クラフト/精錬)
- - ルートテーブル
デバッグ支援
- - エラーメッセージの解析
- - スタックトレースの解読
- - 修正コードの提案
- - パフォーマンス改善
ドキュメント作成
- - コードコメント追加
- - README作成
- - 変更履歴(Changelog)
- - 使い方ガイド
効果的なプロンプト例
# 複数ファイルの一括生成
> 以下の5種類の宝石アイテムを一括で追加してください:
> - サファイア、エメラルド、トパーズ、アメジスト、オパール
> 各アイテムのJavaコード、モデルJSON、言語ファイルを全て生成
# 既存コードの改善
> このModItems.javaを読んで、NeoForge 1.21.xの
> ベストプラクティスに従って改善してください
# 他Modの分析
> このGitHubリポジトリのModの構造を分析して、
> 参考にできるパターンを教えてください
5. よくあるエラーと解決方法
Registry関連エラー
java.lang.IllegalStateException: Registry Object not present
原因: アイテム/ブロックが正しく登録されていない
解決: DeferredRegisterがModイベントバスに登録されているか確認
テクスチャが表示されない
アイテム/ブロックが紫と黒の市松模様で表示される
原因: テクスチャパスの不一致、またはPNGファイルがない
解決: assets/modid/textures/のパスとモデルJSONを確認
Gradle同期エラー
Could not resolve net.neoforged:neoforge
原因: Gradleのキャッシュ問題、またはネットワーク問題
解決: ./gradlew --refresh-dependenciesを実行
Claude Codeでエラー解決
エラーが発生したら、そのままClaude Codeに貼り付けて質問しましょう。エラーメッセージ、関連コード、期待する動作を伝えると、的確な解決策を提案してくれます。
6. よくある質問
Q. プログラミング未経験でもMod開発できますか?
Claude Codeがコード生成をサポートするため、基本的な操作は可能です。ただし、生成されたコードを理解し、カスタマイズするためには、Javaの基礎知識を並行して学ぶことをおすすめします。
Q. ForgeとNeoForgeどちらを使うべきですか?
新規でMod開発を始める場合は、開発が活発なNeoForgeがおすすめです。ただし、参考にしたい既存ModがForge向けの場合は、Forgeで開発した方がコードの互換性が高くなります。
Q. Claude Codeの料金はいくらですか?
Proプラン(月額20ドル)またはMaxプラン(月額60ドル)で利用できます。API従量課金での利用も可能で、その場合は使用量に応じた課金となります。
Q. 作ったModを公開できますか?
はい、CurseForgeやModrinthなどのプラットフォームで公開できます。ただし、各プラットフォームの利用規約を確認し、適切なライセンスを設定してください。
7. まとめ
この記事のポイント
- Claude Codeを使えば、Mod開発の学習コストを大幅に削減できる
- 必要な環境: JDK 21 + NeoForge/Forge + IntelliJ IDEA + Claude Code CLI
- 5ステップで基本的なModが作成可能:初期化 → アイテム → ブロック → レシピ → ビルド
- エラー解決もAIに相談して高速化
- 生成コードを理解するためにJava基礎学習を並行推奨
Claude Codeを活用すれば、マインクラフトMod開発のハードルは大きく下がります。
まずは簡単なアイテム追加から始めて、徐々に複雑な機能に挑戦してみてください。AIと一緒に、あなただけのオリジナルModを作りましょう。
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