Claude Code MCPおすすめサーバー15選【2026年5月版】
🆕 2026年5月アップデート
2026年4月、AWSが54本のMCPサーバーを一挙公開。Google CloudもBigQuery・Vertex AI対応の公式サーバーをリリースした。MCPはLinux Foundation傘下のAgentic AI Foundation(AAIF)に寄贈され、オープン標準として運営される体制に移行。公開MCPサーバー総数は17,000超、月間SDKダウンロードは9,700万回に達している。
目次
- 1. GitHub - リポジトリ操作・Issue/PR管理を自動化
- 2. Playwright - ブラウザ自動化・E2Eテスト
- 3. Context7 - 公式ドキュメントをリアルタイム参照
- 4. Memory - セッション間のナレッジ永続化
- 5. Filesystem - ファイル操作の基本(必須)
※記事内で全15サーバーの詳細と設定方法を解説しています
公開MCPサーバーが17,000本を超えた。多すぎて選べない。
自分はClaude Codeを日常的に回しているが、MCPサーバーを片っ端から試した結果、常時ONにしているのは5-6本に落ち着いた。残りは入れても使わないか、起動が遅くてストレスになるかのどちらかだった。
この記事では、実際に手元で動かして「これは外せない」と判断したClaude Code向けMCPおすすめサーバー15選を、設定コマンド付きで紹介する。2026年5月時点の最新情報――AWSの54本一挙公開、MCPのAAIF寄贈、Claude Codeの結果サイズ500K対応――も反映済み。
1. MCPとは?AIの可能性を広げるプロトコル
MCP(Model Context Protocol)とは
Anthropicが2024年11月に公開したオープンソースのプロトコル。AIと外部ツール・データソースを標準化された方法でつなぐ仕組みで、「AIのUSBポート」と呼ばれる。Claude CodeはこのMCPを通じてGitHub、ブラウザ、DB、ファイルシステムを直接操作する。USBポートにデバイスを差すように、claude mcp addの1コマンドで新しいツールが手に入る。
1.1 MCPでできること
外部データの読み書き
ファイル・DB・APIから情報を引っ張り、結果を書き戻す
ツールの実行
Git操作、ブラウザ操作、コマンド実行をAIが代わりに走らせる
永続的なメモリ
セッションをまたいで記憶が残る。前回の作業を覚えたまま再開
サービス連携
Notion、Slack、GitHubなど外部サービスとシームレスに連携
1.2 MCPのアーキテクチャ
ホスト
Claude Code
Claude Desktop
Cursor等
MCPクライアント
データフロー管理
ツール実行制御
MCPサーバー
GitHub, Notion
Playwright等
2026年5月時点の普及状況
MCPは2024年11月のローンチから18ヶ月で月間SDKダウンロード9,700万回(ローンチ時の970倍)に到達。公開サーバー数は17,000本超、GitHubスター81,000以上。OpenAIが2025年3月に公式採用、Google CloudもGemini API/Vertex AIでサポートを開始した。2025年12月にはAnthropicとOpenAI・Blockが共同でLinux Foundation傘下にAgentic AI Foundation(AAIF)を設立し、MCPをオープン標準として寄贈。エンタープライズAIチームの78%が本番でMCPベースのエージェントを運用している。
2. Claude CodeでのMCP設定方法
Claude CodeへのMCPサーバー追加はCLIコマンドか設定ファイルの直接編集、2通りある。2026年4月のアップデートでMCPスタートアップ速度が改善され、1ツールあたりの結果サイズ上限も500Kに拡大した。
2.1 コマンドで設定(推奨)
# 基本的な追加コマンド
claude mcp add <サーバー名> -- <インストールコマンド>
# 例: Playwrightサーバーを追加
claude mcp add playwright -- npx -y @playwright/mcp@latest
# スコープを指定して追加(ユーザー全体で使用)
claude mcp add playwright -s user -- npx -y @playwright/mcp@latest
# 環境変数を指定して追加
claude mcp add github -e GITHUB_TOKEN=your_token -- npx -y @modelcontextprotocol/server-github
2.2 MCPコマンド一覧
| コマンド | 説明 |
|---|---|
| claude mcp list | 設定済みサーバー一覧を表示 |
| claude mcp get <name> | 特定サーバーの詳細を表示 |
| claude mcp add <name> -- <cmd> | 新しいサーバーを追加 |
| claude mcp remove <name> | サーバーを削除 |
| claude mcp add-json <n> <json> | JSON形式で追加 |
| /mcp(Claude Code内) | サーバーステータスを確認 |
2.3 スコープの種類
-s local(デフォルト)
現在のプロジェクトでのみ使用可能。実験的な設定に最適。
-s project
チーム共有用。.mcp.jsonに保存されGit管理可能。
-s user
全プロジェクトで使用可能。よく使うサーバーにおすすめ。
2.4 設定ファイルで直接設定
// .mcp.json(プロジェクトルート)
{
"mcpServers": {
"filesystem": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "@modelcontextprotocol/server-filesystem", "/path/to/allowed/dir"]
},
"github": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "@modelcontextprotocol/server-github"],
"env": {
"GITHUB_TOKEN": "your_token_here"
}
}
}
}
3. Claude Code MCPおすすめ:開発効率化サーバー5選
GitHub MCP Server
必須級GitHubのリポジトリ、Issue、PRを直接叩ける。ブラウザを開かずに「このバグを導入したコミットを探して」と頼むと、git logを辿ってPRまで特定してくれる。自分のブログ運営でもIssue起票からPR作成・マージまで全部Claude Code経由で回している。
設定コマンド
claude mcp add github -s user -e GITHUB_TOKEN=ghp_xxxxx -- npx -y @modelcontextprotocol/server-github
Context7 MCP Server
高評価プロンプトに「use context7」と一言添えるだけで、ライブラリの最新ドキュメントとコード例を引っ張ってくる。LLMの学習データが古くて「そのAPIは存在しません」と返されるストレスが消える。Context7の詳しい使い方は別記事にまとめた。
設定コマンド
claude mcp add context7 -s user -- npx -y @upstash/context7-mcp
Git MCP Server
公式ローカルGitリポジトリの読み取り・検索・操作を担う。「このファイルの変更履歴を見せて」と頼むとコミット単位で追跡してくれる。ただしClaude Code自体にgit操作機能が組み込まれているので、GitHub MCPとの使い分けが重要。
設定コマンド
claude mcp add git -s user -- npx -y @modelcontextprotocol/server-git
Serena MCP Server
高機能セマンティックコード解析でシンボルレベルの編集を行う。10万行超のコードベースで「この関数を呼んでいる箇所を全て見つけて」と指示すると、grep以上の精度でシンボル参照を辿る。TypeScript・Python・Rustなど複数言語に対応。
設定コマンド
claude mcp add serena -s project -- uvx --from git+https://github.com/oraios/serena serena-mcp-server --context ide-assistant --project $(pwd)
Sequential Thinking
公式複雑な問題を段階的に分解して思考する。「この設計をどう改善すべきか」のような漠然とした問いに対し、仮説→検証→修正のループを自動で回す。ただし正直なところ、Claude Code自身のextended thinking(拡張思考)が強化された2026年以降は出番が減った。
設定コマンド
claude mcp add sequential-thinking -s user -- npx -y @modelcontextprotocol/server-sequential-thinking
4. Claude Code MCPおすすめ:ブラウザ自動化サーバー3選
Playwright MCP Server
必須級Microsoftが出しているブラウザ自動化サーバー。スクリーンショットなしでWebページのDOM構造を読み取り、クリック・入力・遷移を実行する。E2Eテストの自動生成に使うと、手書きで30分かかるテストコードが1分で出る。
設定コマンド
# ヘッドレスモード(バックグラウンド)
claude mcp add playwright -s user -- npx -y @playwright/mcp@latest --headless
# ブラウザ表示モード(デバッグ用)
claude mcp add playwright -s user -- npx -y @playwright/mcp@latest
Chrome Tabs MCP Server
便利今開いているChromeタブの内容をそのままClaude Codeに渡せる。ドキュメントを読みながら「このページの内容をもとにコードを書いて」と指示するときに重宝する。PlaywrightでURLを開き直す手間が省ける。
設定コマンド
claude mcp add chrome-tabs -s user -- npx -y @pukutuna/mcp-chrome-tabs@latest
Fetch MCP Server
公式WebページをMarkdownに変換して取得する公式サーバー。Playwrightほど高機能ではないが、「このURLの内容を読んで」程度の用途なら軽量で起動も速い。HTMLのノイズを除去してLLMが扱いやすい形に整える。
設定コマンド
claude mcp add fetch -s user -- npx -y @modelcontextprotocol/server-fetch
5. Claude Code MCPおすすめ:ファイル・DB連携サーバー3選
Filesystem MCP Server
公式指定ディレクトリだけにアクセスを絞れる公式サーバー。Claude Codeの標準ファイル操作と違い、「この範囲だけ触ってOK」とサンドボックスを切れるのが利点。本番環境のconfig読み取り用に1つ立てておくと安心。
設定コマンド
claude mcp add filesystem -s user -- npx -y @modelcontextprotocol/server-filesystem /path/to/allowed/directory
Memory MCP Server
必須級知識グラフベースの永続メモリ。セッションを閉じても次回起動時にプロジェクトの方針や過去の判断を覚えている。CLAUDE.mdに書ききれない暗黙知――「このモジュールは触ると壊れやすい」「PRレビューでこの指摘があった」――を蓄積できる。
設定コマンド
claude mcp add memory -s user -- npx -y @modelcontextprotocol/server-memory
SQLite MCP Server
公式SQLiteのDBファイルを直接読み書きする。「このテーブルの直近30日のデータを集計して」と自然言語で頼むとSQLを組み立てて実行、結果を返す。ローカルDBを使った開発やデータ分析に向く。
設定コマンド
claude mcp add sqlite -s project -- uvx mcp-server-sqlite --db-path /path/to/database.db
6. Claude Code MCPおすすめ:外部サービス連携4選
Notion MCP Server
公式Notion公式のMCPサーバー。「今日のタスクを一覧にして」「議事録を作って」とClaude Codeから指示すると、Notionのページやデータベースを直接書き換える。API直叩きのコードを書く必要がない。
設定コマンド
claude mcp add notion -s user -e NOTION_API_TOKEN=secret_xxxxx -- npx -y @notionhq/notion-mcp-server
Slack MCP Server
公式Slackのメッセージ取得・投稿・チャンネル管理をClaude Codeから操作する。「#devチャンネルの直近の議論を要約して」と頼めるのは便利だが、Botトークンの権限設定を緩くしすぎると意図しない投稿をするリスクがあるので注意。
設定コマンド
claude mcp add slack -s user -e SLACK_BOT_TOKEN=xoxb-xxxxx -e SLACK_TEAM_ID=T0xxxxx -- npx -y @modelcontextprotocol/server-slack
Obsidian MCP Server
人気ObsidianのVault(ノート保管庫)に直接アクセスする。過去のメモや技術ノートをClaude Codeの文脈に引き込めるので、「以前調べたXの件、ノートに書いてなかったっけ?」を自然言語で探せる。Obsidianユーザーなら入れて損はない。
設定コマンド
claude mcp add obsidian -s user -- npx -y @calclavia/mcp-obsidian /path/to/obsidian/vault
YouTube MCP Server
便利YouTube動画の字幕をテキストとして取得する。技術カンファレンスの録画を「要約して」と渡すと、40分の動画が3分で読めるメモになる。英語動画の日本語要約にも使える。
設定コマンド
claude mcp add youtube -s user -- npx -y @anaisbetts/mcp-youtube
7. MCP設定のベストプラクティス
7.1 スコープの使い分け
| スコープ | おすすめ用途 | 例 |
|---|---|---|
| -s user | 常に使うサーバー | Memory, Playwright, Context7 |
| -s project | チーム共有・プロジェクト固有 | GitHub(プロジェクト用), SQLite |
| -s local | 実験・一時的な使用 | 新しいサーバーの検証 |
7.2 おすすめ初期セットアップ
開発者向け基本セット(コピペOK)
# 1. 永続メモリ(セッション間でコンテキスト保持)
claude mcp add memory -s user -- npx -y @modelcontextprotocol/server-memory
# 2. ブラウザ自動化(テスト・スクレイピング)
claude mcp add playwright -s user -- npx -y @playwright/mcp@latest --headless
# 3. 最新ドキュメント参照
claude mcp add context7 -s user -- npx -y @upstash/context7-mcp
# 4. GitHub連携(要トークン設定)
claude mcp add github -s user -e GITHUB_TOKEN=ghp_xxxxx -- npx -y @modelcontextprotocol/server-github
# 5. Web取得
claude mcp add fetch -s user -- npx -y @modelcontextprotocol/server-fetch
7.3 トラブルシューティング
サーバーが起動しない
/mcpでステータスを確認。failedの場合はコマンドを確認
解決: npx -yを付けているか、パスが正しいか確認
環境変数が認識されない
APIトークンなどが反映されない
解決: -e KEY=VALUE形式で指定。スペースを含む値は引用符で囲む
権限エラー
ファイルシステムやGitHubでアクセス拒否
解決: トークンの権限(scope)を確認。必要なスコープが付与されているか確認
8. セキュリティの注意点
重要な注意事項
17,000本超のサーバーが公開されている裏で、セキュリティ課題も指摘されている。2025年4月にセキュリティ研究者が複数のリスクを報告した。
- 1. プロンプトインジェクション: 悪意のあるコンテンツを取得するサーバーは攻撃の可能性
- 2. ツール権限の悪用: 複数ツールを組み合わせたデータ流出リスク
- 3. 偽装ツール: 正規ツールに見せかけた悪意のあるサーバー
安全に使うためのガイドライン
推奨される行動
- - 公式/信頼できるソースからのみインストール
- - 最小限の権限でトークンを発行
- - 定期的にインストール済みサーバーを確認
- - 機密データを扱う場合は特に注意
避けるべき行動
- - 出所不明のMCPサーバーをインストール
- - 過剰な権限を持つトークンの使用
- - 本番環境の認証情報を開発で使用
- - セキュリティ警告の無視
9. よくある質問
Q. MCPサーバーは無料?
サーバー自体はほぼ全てオープンソースで無料。ただし接続先サービス(GitHub API、Notion API等)の利用料は別途かかる場合がある。Claude Code自体の利用にはAnthropicのMax(月額100ドル)またはMax+5x(月額200ドル)プランが必要。
Q. 何本まで同時に動かせる?
技術的な上限はないが、サーバーを増やすほどコンテキストウィンドウを圧迫する。実用上は5-8本が快適。それ以上入れるならToolSearch機能で遅延ロードを活用するのが現実的。
Q. Claude DesktopとClaude Codeで設定を共有できる?
claude mcp add-from-claude-desktopコマンドでDesktopの設定をインポートできる。設定ファイルの形式が若干異なるため、手動調整が必要になることがある。
Q. SSE(Server-Sent Events)とStreamable HTTPの違いは?
SSEは旧来のトランスポート方式で、2025年11月のMCP仕様更新でStreamable HTTPに置き換えられた。SSEは非推奨(deprecated)。新しくサーバーを選ぶならStreamable HTTP対応のものを選ぶ。既存のSSEサーバーもまだ動くが、将来的に切り捨てられる可能性がある。
Q. MCPサーバーを自作できる?
TypeScript/Pythonの公式SDKがある。自作ガイドで手順を解説している。社内ツールとの連携など、既製品にないものは自作するのが最短ルート。
10. まとめ
この記事のポイント
- MCPサーバーは17,000本超。全部入れる必要はない
- 常時ONの5本: GitHub, Playwright, Context7, Memory, Fetch。ここから始める
- claude mcp addの1コマンドで追加、
/mcpでステータス確認 - スコープ: 個人用は
-s user、チーム共有は-s project - セキュリティ: 公式・信頼できるソースからのみインストール。トークン権限は最小限に
17,000本のサーバーから15本に絞った。自分ならこの中からGitHub + Playwright + Context7の3本をまず入れる。これだけでコードレビュー・ブラウザテスト・ドキュメント参照がClaude Codeの中で完結する。残りはプロジェクトの性質に応じて足していけばいい。
MCPエコシステムは2026年に入って加速している。AWSが54本を一挙公開し、Google CloudやSalesforceも公式参入した。mcpservers.orgと公式リポジトリを月1回チェックすれば、自分のワークフローに合う新サーバーが見つかる。
MCPの仕組み自体を掘り下げたい場合は「MCPとは?Model Context Protocol完全解説」、自作したい場合は「MCPサーバー自作ガイド」を参照。MCPワンクリック導入ガイドもある。
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