AIツール活用

【2026年】Claude CodeでマイクラMod開発入門|AIで作る5ステップ

読了時間: 約15分

マイクラMod開発シリーズ

第1弾: 入門編(本記事) 第2弾: 応用編(カスタムMob・公開方法)

マインクラフトJava版のMod開発に興味はありませんか?

従来、Mod開発にはJavaの深い知識が必要でしたが、Claude Code CLIを活用すれば、AIがコード生成をサポートしてくれるため、初心者でも挑戦しやすくなりました。

この記事では、Claude Codeを使ったマイクラMod開発の環境構築から、オリジナルアイテム・ブロックの追加、ビルドまでを5ステップで解説します。

1. Claude CodeとマイクラMod開発の相性が良い理由

Claude Codeとは

Claude Codeは、Anthropicが開発したAIコーディング支援ツールです。ターミナル上で自然言語の指示を与えるだけで、コードの生成・修正・デバッグを自動で行ってくれます。

なぜMod開発にClaude Codeが有効なのか

1. ボイラープレートの自動生成

Mod開発に必要な定型コード(アイテム登録、ブロック登録など)をAIが自動生成

2. API理解の補助

Forge/NeoForgeの複雑なAPIを自然言語で質問しながら理解できる

3. エラー解決の高速化

ビルドエラーやランタイムエラーをAIに分析させ、修正案を提示

4. コードリーディングの効率化

他のModのソースコードを読み解く際にAIが解説してくれる

ポイント

Claude Codeは「魔法の杖」ではありません。生成されたコードを理解し、必要に応じて修正する能力が重要です。AIを「優秀なアシスタント」として活用しましょう。

2. 必要な開発環境と事前準備

Mod開発を始める前に、以下の環境を整えましょう。

2.1 Java開発環境(JDK 21)

Minecraft 1.20.5以降はJava 21が必要です。

# macOS (Homebrew)
brew install openjdk@21

# Windows (winget)
winget install EclipseAdoptium.Temurin.21.JDK

# バージョン確認
java -version

2.2 Minecraft Forge / NeoForge

Mod開発の基盤となるローダーです。2026年現在、NeoForgeが主流になりつつあります。

項目 Forge NeoForge
最新対応版 1.21.x 1.21.x
開発活発度 安定 活発
ドキュメント 豊富 成長中
おすすめ 既存Mod参考時 新規開発

2.3 IntelliJ IDEA

推奨IDEはIntelliJ IDEA(Community版で十分)です。

  • 1. JetBrains公式サイトからダウンロード
  • 2. プラグイン「Minecraft Development」をインストール
  • 3. Gradleプロジェクトのインポートに対応

2.4 Claude Code CLI

Anthropicの公式ツールをインストールします。

# npmでインストール
npm install -g @anthropic-ai/claude-code

# インストール確認
claude --version

# 初回認証
claude

※ Proプラン(月額20ドル)またはMaxプラン(月額60ドル)が必要です。

3. Claude Codeを活用したMod開発5ステップ

ここからは、Claude Codeを使って実際にModを作成していきます。サンプルとして「ルビーアイテム」と「ルビーブロック」を追加するModを作ります。

1

プロジェクトの初期化

まず、Forge/NeoForgeのMDK(Mod Development Kit)をダウンロードし、プロジェクトを初期化します。

# NeoForge MDKをダウンロードして展開後
cd my-first-mod

# Claude Codeでプロジェクトを初期化
claude

# Claudeへの指示例
> このディレクトリはNeoForge Mod開発プロジェクトです。
> プロジェクトの構造を把握して、CLAUDE.mdを作成してください。

Claude Codeへの指示ポイント

  • - プロジェクトの目的(Mod名、追加したい機能)を明確に伝える
  • - 対象のMinecraftバージョンを指定する
  • - 既存のファイル構造を理解させる
2

新アイテムの追加

Claude Codeに自然言語で指示して、新しいアイテムを追加します。

# Claudeへの指示例
> 「ルビー」という新しいアイテムを追加してください。
> - アイテムIDは「ruby」
> - クリエイティブタブは「材料」
> - スタック数は64
> - 必要なJavaクラスとJSONファイルを全て作成してください。

Claude Codeが生成するファイル:

  • - src/main/java/.../item/ModItems.java - アイテム登録クラス
  • - src/main/resources/assets/.../models/item/ruby.json - モデル定義
  • - src/main/resources/assets/.../textures/item/ruby.png - テクスチャ(手動で用意)
  • - src/main/resources/assets/.../lang/ja_jp.json - 日本語名
3

新ブロックの追加

同様に、ブロックも追加します。

# Claudeへの指示例
> 「ルビーブロック」を追加してください。
> - ブロックIDは「ruby_block」
> - 硬さと耐性はダイヤモンドブロックと同等
> - 適切なツールで採掘可能
> - ルビー9個でクラフト可能にするレシピも作成

生成されるコード例(ModBlocks.java)

public class ModBlocks {
    public static final DeferredRegister<Block> BLOCKS =
        DeferredRegister.create(ForgeRegistries.BLOCKS, MOD_ID);

    public static final RegistryObject<Block> RUBY_BLOCK =
        BLOCKS.register("ruby_block",
            () -> new Block(BlockBehaviour.Properties.of()
                .strength(5.0f, 6.0f)
                .requiresCorrectToolForDrops()
                .sound(SoundType.METAL)));
}
4

レシピの追加

クラフトレシピや精錬レシピを追加します。

# Claudeへの指示例
> 以下のレシピを追加してください:
> 1. ルビー9個 → ルビーブロック1個(クラフト)
> 2. ルビーブロック1個 → ルビー9個(クラフト)
> 3. ルビー鉱石 → ルビー1個(精錬)

Claude Codeが生成するJSONファイル:

// recipes/ruby_block.json
{
  "type": "minecraft:crafting_shaped",
  "pattern": ["RRR", "RRR", "RRR"],
  "key": {
    "R": {"item": "mymod:ruby"}
  },
  "result": {
    "item": "mymod:ruby_block",
    "count": 1
  }
}
5

ビルドとテスト

開発が完了したら、ビルドしてテストします。

# クライアントを起動してテスト
./gradlew runClient

# エラーが出た場合はClaude Codeに相談
> ビルド時に以下のエラーが発生しました。解決方法を教えてください。
> [エラーメッセージをペースト]

# 最終ビルド(JAR生成)
./gradlew build

# 生成されたModファイル
# build/libs/mymod-1.0.0.jar

4. Claude Codeで効率化できる開発タスク

Claude Codeは、Mod開発の様々なタスクを効率化できます。

コード生成

  • - アイテム・ブロック登録コード
  • - イベントハンドラ
  • - GUIコンポーネント
  • - ネットワークパケット

JSON生成

  • - アイテム/ブロックモデル
  • - ブロックステート
  • - レシピ(クラフト/精錬)
  • - ルートテーブル

デバッグ支援

  • - エラーメッセージの解析
  • - スタックトレースの解読
  • - 修正コードの提案
  • - パフォーマンス改善

ドキュメント作成

  • - コードコメント追加
  • - README作成
  • - 変更履歴(Changelog)
  • - 使い方ガイド

効果的なプロンプト例

# 複数ファイルの一括生成
> 以下の5種類の宝石アイテムを一括で追加してください:
> - サファイア、エメラルド、トパーズ、アメジスト、オパール
> 各アイテムのJavaコード、モデルJSON、言語ファイルを全て生成

# 既存コードの改善
> このModItems.javaを読んで、NeoForge 1.21.xの
> ベストプラクティスに従って改善してください

# 他Modの分析
> このGitHubリポジトリのModの構造を分析して、
> 参考にできるパターンを教えてください

5. よくあるエラーと解決方法

Registry関連エラー

java.lang.IllegalStateException: Registry Object not present

原因: アイテム/ブロックが正しく登録されていない

解決: DeferredRegisterがModイベントバスに登録されているか確認

テクスチャが表示されない

アイテム/ブロックが紫と黒の市松模様で表示される

原因: テクスチャパスの不一致、またはPNGファイルがない

解決: assets/modid/textures/のパスとモデルJSONを確認

Gradle同期エラー

Could not resolve net.neoforged:neoforge

原因: Gradleのキャッシュ問題、またはネットワーク問題

解決: ./gradlew --refresh-dependenciesを実行

Claude Codeでエラー解決

エラーが発生したら、そのままClaude Codeに貼り付けて質問しましょう。エラーメッセージ、関連コード、期待する動作を伝えると、的確な解決策を提案してくれます。

6. よくある質問

Q. プログラミング未経験でもMod開発できますか?

Claude Codeがコード生成をサポートするため、基本的な操作は可能です。ただし、生成されたコードを理解し、カスタマイズするためには、Javaの基礎知識を並行して学ぶことをおすすめします。

Q. ForgeとNeoForgeどちらを使うべきですか?

新規でMod開発を始める場合は、開発が活発なNeoForgeがおすすめです。ただし、参考にしたい既存ModがForge向けの場合は、Forgeで開発した方がコードの互換性が高くなります。

Q. Claude Codeの料金はいくらですか?

Proプラン(月額20ドル)またはMaxプラン(月額60ドル)で利用できます。API従量課金での利用も可能で、その場合は使用量に応じた課金となります。

Q. 作ったModを公開できますか?

はい、CurseForgeやModrinthなどのプラットフォームで公開できます。ただし、各プラットフォームの利用規約を確認し、適切なライセンスを設定してください。

7. まとめ

この記事のポイント

  • Claude Codeを使えば、Mod開発の学習コストを大幅に削減できる
  • 必要な環境: JDK 21 + NeoForge/Forge + IntelliJ IDEA + Claude Code CLI
  • 5ステップで基本的なModが作成可能:初期化 → アイテム → ブロック → レシピ → ビルド
  • エラー解決もAIに相談して高速化
  • 生成コードを理解するためにJava基礎学習を並行推奨

Claude Codeを活用すれば、マインクラフトMod開発のハードルは大きく下がります。

まずは簡単なアイテム追加から始めて、徐々に複雑な機能に挑戦してみてください。AIと一緒に、あなただけのオリジナルModを作りましょう。

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